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コラム Column

  • 2026.07.10

    日差しが強くなる前に カーポートの遮熱と車内温度の関係

    こんにちは!
    株式会社グリーン産業です。

    夏が近づくにつれて、こんな経験をしたことはありませんか?

    「駐車場に止めておいた車に乗り込んだら、サウナのような暑さだった」
    「ハンドルやシートが熱くて触れない」
    「エアコンが効くまでの時間が長くて、乗り出しがつらい」

    炎天下に駐車した車の車内温度は、外気温が35℃の場合でも1時間ほどで70℃を超えることがあるとされています(※環境省・熱中症予防情報より)。

    この問題を大きく改善できるのが、カーポート(屋根付きの駐車スペース)の設置です。

    そして、カーポートの効果は「屋根があるかどうか」だけでなく、「屋根材の遮熱性能」によっても大きく変わります。

    今回は、日差しが本格的に強くなる前に知っておきたい「カーポートの遮熱と車内温度の関係」についてお話しします。

    カーポートがあると車内温度はどれくらい変わる?

    カーポートの屋根があるだけで、直射日光を遮ることができるため、車内温度の上昇を大幅に抑えることができます。

    一般的に、屋根なしの青空駐車と屋根付きカーポートでは、同条件下での車内最高温度に10〜20℃以上の差が出ることがあるとされています。

    これだけでも大きな違いですが、さらに「どのような屋根材を使うか」によって、遮熱効果には差があります。

    高崎市・前橋市・伊勢崎市など群馬県内は、夏の最高気温が35℃を超える猛暑日が続くことも多く、日差しの強さも全国的に高いエリアです。
    外構工事でカーポートを設置する際には、遮熱性能を意識した屋根材選びが特に重要になります。

    カーポートの屋根材の種類と遮熱性能

    カーポートの屋根材には主に3種類があり、それぞれ遮熱性能が異なります。

    ① 一般ポリカーボネートパネル

    もっとも一般的な屋根材で、透明・乳白色・ブロンズ色などがあります。
    紫外線をカットする機能は持っていますが、近赤外線(熱の原因となる光)の透過率が高いため、屋根の下でも熱がこもりやすい傾向があります。

    コストが抑えられるため広く普及していますが、遮熱性能という面では後述の熱線遮断タイプに劣ります。

    ② 熱線遮断ポリカーボネートパネル

    近赤外線(熱エネルギーの原因となる光)をカットする特殊加工が施されたパネルです。
    一般タイプと比べて屋根下の温度上昇を抑える効果があり、車内温度の上昇軽減に有効です。

    価格は一般タイプより高めですが、毎年の夏を快適に過ごせることを考えると、長期的なコストパフォーマンスは高いといえます。
    前橋・高崎・伊勢崎エリアの外構工事でも、遮熱パネルへの交換・新規採用のご相談が夏前に増える傾向があります。

    ③ 折板屋根(金属製の波型屋根)

    アルミやガルバリウム鋼板(さびにくい合金鋼板)で作られた金属製の屋根材です。
    遮光性は高く直射日光を完全に遮断できますが、金属自体が熱を吸収しやすいため、屋根材自体の温度が上がりやすいという特性があります。

    裏面に断熱材や吸音材を貼ることで、熱の輻射(ふくしゃ:熱が物体から放射される現象)を抑え、屋根下の温度上昇を軽減することができます。

    設置の向きと位置も遮熱効果に影響する

    カーポートの遮熱効果は、屋根材だけでなく「設置の向きと位置」にも影響されます。

    日本では夏の太陽は東から南を通って西へ移動します。
    特に西日(夕方の日差し)は角度が低く、屋根だけでは車の側面への日差しを完全に防ぎにくいことがあります。

    この対策として、

    • サイドパネル(側面の目隠しパネル)を設ける
    • 西側や南側に植栽やフェンスを配置して、日差しを和らげる
    • カーポートの奥行きを長めに設計して、日差しの差し込み角度を考慮する

    といった工夫が有効です。

    外構工事の設計段階で太陽の動きを考慮したレイアウトを組むことで、遮熱効果を最大限に発揮させることができます。

    車内温度を下げるためのプラスアルファの工夫

    カーポートの設置に加えて、以下の工夫を組み合わせることで、さらに車内温度を抑えることができます。

    サンシェードの活用

    フロントガラスや窓に取り付けるサンシェード(日よけシート)は、直射日光による車内の温度上昇を手軽に抑えられます。
    カーポートとの併用で効果が高まります。

    駐車スペースの地面素材の選択

    コンクリートやアスファルトは日差しを受けると高温になり、地面からの輻射熱(地面が放つ熱)で車の下部が熱せられます。
    透水性舗装(雨水を地面に浸透させる素材)や明るい色の舗装材を選ぶことで、地面からの輻射熱を抑えることができます。

    周囲の緑化

    駐車スペースのまわりに樹木や植栽を設けることで、葉の蒸散作用(葉から水分が蒸発する際に周囲の熱を吸収する作用)によって、周辺温度を下げる効果が期待できます。
    高崎・前橋・伊勢崎エリアの外構工事でも、カーポートと緑化を組み合わせたご提案が増えています。

    カーポート設置前に確認しておきたいこと

    ⚠️ 未確認事項・懸念点

    • カーポートは建築基準法上の「建築物」に該当するため、設置には原則として建築確認申請が必要です。ただし、10㎡以下の増築で防火・準防火地域外の場合は申請が不要なケースもあります。高崎市・前橋市・伊勢崎市など各自治体の建築指導課へ事前にご確認ください。
    • カーポートの屋根が隣地や道路にはみ出さないよう、敷地の境界線を事前に確認することが必要です。また、民法上、隣地境界線から50cm以上離すことが求められる場合があります(民法第234条)。
    • 各自治体の景観条例や建築協定によって、屋根の色・素材・高さに制限が設けられている地域があります。デザインを決める前に、お住まいの地域のルールをご確認ください。
    • カーポートの積雪対応についても確認が必要です。群馬県内でも山間部や北部は積雪が多い地域があり、積雪荷重(雪の重みに耐える強度)に対応した製品を選ぶことが重要です。

    まとめ 〜夏が来る前のカーポート選びが、快適さを変える〜

    カーポートは「雨を防ぐだけのもの」ではありません。

    適切な遮熱パネルを選び、設置の向きや周囲の環境も合わせて設計することで、夏の車内温度を大幅に抑え、毎日の乗り降りが格段に快適になります。

    高崎・前橋・伊勢崎エリアで外構工事をお考えの方は、日差しが本格的に強くなる前のこの時期に、ぜひカーポートの設置・見直しをご検討ください。

    「今あるカーポートの屋根材を遮熱タイプに変えたい」という方も、お気軽にお声がけください。

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