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2022.09.15
【門塀】お庭空間を演出するアイテムのお話
ITEM①:デザインウォール(門塀)
お家の印象を左右することの多い要素のひとつであるデザインウォール(門塀)。 左官仕上げや化粧ブロック、タイルや自然石など素材は様々です。 素材を組み合わせて自由にデザインを作ることが出来ます。
●左官仕上げ(塗壁)
【おすすめポイント】
左官仕上げはもっともデザインの自由度が高いでデザインウォールです。 色のバリエーションも豊富です。建物やお好みのテイストに合わせてデザイン可能です。 穴加工や天端加工、タイルや自然石などとの組み合わせでオリジナリティのある デザインウォールに仕上がります。
【ご注意ポイント】
左官仕上げは年数経過による汚れが気になるところです。 付属する表札やポストの素材によって汚れの具合も変化するので考慮する必要があります。 塗材に防汚コート材は含まれている商品がほとんどですが、美しい状態を長持ちさせたいなら 高機能の防汚コート材を仕上げに塗装することをオススメします。 撥水性と防水性に優れており、汚れの浸入を長期間防ぎます。
また、完成するまでに躯体施工(ブロック積orコンクリート打ち放し)から始まり、左官仕上げの 下地塗作業など工程が多くあります。時間もコストもかかることを考慮してご検討ください。
●化粧ブロック
【おすすめポイント】
化粧ブロックは左官仕上げやタイル貼などと比較して作業工程が少なく、コストも抑えられるデザインウォールです。 近年は、ブロック表面にタイルや自然石を貼ったデザイン、表面を木目調やコンクリート打ち放し風に仕上げたデザインなどバリエーションも増えています。
【ご注意ポイント】
化粧ブロックはセメント使用による白華現象(表面が白くなる現象)が発生する可能性が高い材料です。構造物の強度には問題はありませんが、見栄えが気になるところです。施工段階で汚れや白華を防止する塗布タイプの薬剤や、白華が発生した後に除去する塗布タイプの薬剤などで対策すると美しい状態が長持ち出来ます。ご予算と合わせてご検討ください。
化粧ブロックはセメント使用による白華現象(表面が白くなる現象)が発生する可能性が高い材料です。構造物の強度には問題はありませんが、見栄えが気になるところです。施工段階で汚れや白華を防止する塗布タイプの薬剤や、白華が発生した後に除去する塗布タイプの薬剤などで対策すると美しい状態が長持ち出来ます。ご予算と合わせてご検討ください。
●レンガ
【おすすめポイント】
レンガは高級感があり、耐久性も高く経年変化による風合いの変化も楽しめるデザインウォールです。
ブラウン系色だけではなく、ブラック系色やホワイト系色も展開しています。
単体色でも色むらがありますが、ミックス色で施工することも可能です。
オリジナル感あふれるウォールが出来ます。【ご注意ポイント】
化粧ブロックと同様にセメント使用による白華現象(表面が白くなる現象)が発生する可能性が高い材料です。施工前に白華対策としてレンガに水分を吸わせる作業をすると白華が起こりにくくなります。
施工段階で汚れや白華を防止する塗布タイプの薬剤や、白華が発生した後に除去する塗布タイプの薬剤などで対策すると美しい状態が長持ち出来ます。レンガは施工に手間がかかります。左官仕上げ(塗壁)と同等のコストがかかる事を考慮してご検討ください。
●機能門柱
【おすすめポイント】
機能門柱は大きさやデザインが豊富にあります。狭い設置場所にも対応可能です。
ポールのようなタイプから門塀のようなタイプまでお好みに合わせて選べるのも魅力のひとつです。
表札やポスト、表札や照明など組み合わせの選択肢が広く、最近は宅配ポストも設置出来るタイプの商品もあります。材料はアルミ形材製が多く、汚れても拭くだけで美しい状態が保てます。
木調ラミネート材を使用して木目を取り入れたデザイン性の高い商品も多くあります。【ご注意ポイント】
狭い場所でも設置可能な分、サイズ感を考慮して施工をする必要があります。
サイズ感を失敗すると歩行や車庫スペースの邪魔になってしまいます。施工の手間は比較的少ないですが、商品価格が化粧ブロックなどに比べると割高になる場合もあるので考慮してご検討ください。
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