コラム Column

  • 2022.09.16

    【カーポート】お庭空間を演出するアイテムのお話(その7)

    クルマを雨や雪、紫外線から守るカーポート。 駐車スペースの条件やデザインやサイズなど選択肢も幅広いアイテムです。 生活地域によって設置するタイプも大きく変化します。 強風に備えるなら「耐風圧強度」、雪に備えるなら「耐積雪量」の数値が高いタイプがおすすめ。

    屋根材は、ほどよく太陽光を透過させながら紫外線をカットするなら「ポリカーボネート板」、遮熱効果も プラスするなら「熱線吸収ポリカーボネート板」、「熱線遮断FRP板」などがおすすめ。 耐荷重性と遮熱性の高さが特徴のスチール折板などもあります。

    片側支持タイプ

    おすすめポイント

    • 限られた車庫スペースを最大限に活用できるタイプです。
    • 背中合わせで設置する「Y合掌」
    • 縦列で設置する「縦連棟」なども出来ます。

    ご注意ポイント

    • 片側のみの支持になるのでオプション部材で耐風圧強度や耐積雪量を高めることをおすすめします。
    • 一般的に補助柱と言われているものは着脱可能です。
    • 普段は片側支持のみで使用して強風時や積雪時に装着する使用方法がおすすめです。

    両側支持タイプ

    おすすめポイント

    • シンメトリーの4本柱の設置により高い安定感があり、間口が広い2台用、3台用にも対応しています。
    • 間口幅、奥行きともにサイズ展開も多くあります。

    ご注意ポイント

    • 設置場所によって柱位置が出入りの邪魔になる場合があるので計画の段階で注意が必要です。
    • 基本タイプは前後100mmずつ移動することは可能です。
    • 敷地状況を考慮してご検討ください。

    特殊支持タイプ

    おすすめポイント

    • 近年、シリーズ展開が増えているタイプです。
    • 柱を後方に移動出来たり、梁延長が出来たりと 柱の移動範囲が広いことで駐車がスムーズに行なえます。

    ご注意ポイント

    • 通常の両側支持タイプより価格帯が高いです。
    • 普段の車庫の出入り状況なども考慮して選択することをおすすめします。