コラム Column

  • 2022.09.16

    【フェンス】お庭空間を演出するアイテムのお話(その6)

    フェンスは道路や隣地との境界に設置したり、プライベートゾーンを作る仕切りとして 使用するお庭には必需品のアイテムです。サイズやデザインによって防犯効果や採光通風性も大きく変わります。

    アルミ型材・採光通風性の高いタイプ

    おすすめポイント

    • 一般的に縦格子・横格子フェンスと呼ばれるタイプです。
    • 格子幅や隙間幅によって見え方や雰囲気に変化が生まれます。
    • アルミ色だけでなくも木調ラミネート材を使用してデザイン性を高めたタイプも多く展開しています。
    • 高さを組み合わせて多段フェンスとしても施工出来ます。

    アルミ型材・目隠し効果の高いタイプ

    おすすめポイント

    • 道路や隣地からの視線を配慮したい場合に目隠しタイプを選択する方が増えています。
    • 採光通風性のない「完全目隠しタイプ」やルーバー仕様にして通風性を確保した「ルーバー目隠しタイプ」、 通風性はないが、すりガラス調パネルで採光を確保した「採光パネルタイプ」などがあります。
    • 目隠し機能によってプライベート空間が守られます。
    • 高さを組み合わせて多段フェンスとしても施工出来ます。

    アルミ鋳物タイプ

    おすすめポイント

    • アルミ鋳物タイプは型材タイプと違いアール曲線などデザイン性が特徴的です。
    • 洋風なイメージで使用される場合が多いですが、和風モダンなイメージでも使用出来るタイプも展開 しています。
    • ロートアイアン(鉄)製と違い錆びる心配がありません。
    • 壁の上に設置するタイプだけではなく、独立柱で施工するタイプ、壁の隙間に施工するタイプ などがあります。

    ご注意ポイント

    • アルミ鋳物タイプは通常アルミ形材タイプが1スパン約2000mm規格ですが、 1スパン約1000mm規格と半分のサイズになります。
    • その分使用する材料費が多く、商品自体の価格設定も高めです
    • 使用する用途や場所を考慮してご検討ください。

    スチールメッシュタイプ

    おすすめポイント

    • コストパフォーマンスが優れたタイプで隣地境界などに多く使用されています。
    • 色のバリエーションも多く展開しています。
    • サイズ展開が豊富で壁の上に設置するだけでなく、独立基礎を使用して施工も出来ます。
    • 公共施設などにも多く施工されておりアルミ製より耐久性や強度は高いとも言われています。

    ご注意ポイント

    • スチール(鉄)製のため表面カバーが剥がれるとサビが発生します。

    人工木材タイプ

    おすすめポイント

    • 人工木材タイプは家庭から出るトレーや発砲スチーロールなどから出来るリサイクル素材を使用して います。
    • 自然木材と違い腐食の心配がなく、色あせしにくい特徴があります。
    • 色のバリエーションや板幅の種類も多く、組み合わせの自由度が高いことも魅力のひとつです。
    • 壁の上に設置することも可能ですが、プライバシー確保のための高尺フェンスとして施工することが多いタイプです。

    ご注意ポイント

    • ユニット式、組立式ともに施工する範囲によりコストの違いが大きく出ます。
    • 全体的に使用する場合は高額になる材料なので考慮してご検討ください。