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2025.03.14
知っていますか?100V照明とローボルト(12V・24V)照明の違い
こんにちは。
群馬県高崎市、前橋市を中心に外構工事・エクステリアを手掛ける【株式会社グリーン産業】です。
本日は、外構の照明で使用されている100V照明とローボルト照明の違いについて解説をしていきます。
近年、お庭などに使用されている照明にローボルトタイプが増えました。
ローボルト照明には12V・24Vなどの種類があります。100V照明と何が違うのか、よくわからない方も多いのではないのでしょうか?
100V照明とローボルト照明の違いは?
100V照明について
日本の家庭電源は一般的に100Vの電源電圧が使用されています。
100V照明はこの電源電圧を外部電源にそのままつなげて使用できる照明のことです。
メリット
●電気配線が長距離になっても電圧降下を起こさないので明るさが暗くなる心配がありません。
●電気工事士の資格保有者が工事をするので不具合が起こる可能性が低いです。
デメリット
●設置には漏電による感電の危険があるため電気工事士の資格保有者による工事が必要。その分の予算がかかります。
●建物内にオンオフ操作のスイッチがない場合、照明の種類により別途オプションでタイマースイッチやセンサーなどを用意する必要があります。
●地中内で漏電による感電を防ぐため電線保護管(PF管)の中に配線をして埋込む必要があります。
ローボルト(12V・24V)照明について
100Vの電源電圧をトランス(変圧器)を使用して12Vもしくは24Vに電圧を小さく変換した照明のことです。
メリット
●低電圧に変換されているので、漏電による感電の心配が少ないです。
●消費電力が低いので、電気代をおさえられます。
●電気工事士の資格保有者でなくても工事が可能です。
●トランス(変圧器)にタイマースイッチなどの機能が付いているので別途オプションを用意する必要がありません。
●コンクリートやモルタルの中に配線する以外なら電線保護管(PF管)を使用しなくても埋込み可能です。(メーカーカタログより)
デメリット
●電気配線が長距離になると電圧降下を起こす可能性があり、点滅や消灯などの不具合が発生する可能性があります。
●トランス(変圧器)やローボルト照明用の配線機材を別途用意する必要があり、設置数により予算がかかります。
●電気工事士の資格保有者による工事を必要としないため不具合が出た場合の専門的な対応がむずかしいです。
●トランス(変圧器)の対応ワット数に限りがあるため、接続する照明器具の合計ワット数を細かく算出する必要があります。
12V・24V照明の違いについて
12Vのトランス(変圧器)に接続して使用する照明を12V照明、24Vのトランス(変圧器)に接続して使用する照明を24V照明と言います。
照明カタログなどでどちらに対応しているか、もしくは両方ともに対応しているかマークなどで確認できます。
基本的に12Vトランス(変圧器)を24Vトランス(変圧器)に変更すると延長可能距離がのびるので長距離による電圧降下が起こりにくくなります。
当社では、不具合が発生した場合の対応を考慮して100V照明をおすすめすることが多いです。
照明の本体価格はローボルト照明の方が数千円ほど安いですが、ローボルト照明用の配線機材などに予算がかかるため照明の設置台数により100V照明の方が安価になる場合もあります。
まとめ
100V照明もローボルト照明もそれぞれメリット・デメリットがあります。
照明は外構計画の中でも後回しにされやすい要素ですが、外構デザインを引き立てる絶大な効果があります。
コスト面も含めてよく計画をして設置をしてください。
詳しくは、【株式会社グリーン産業】までお気軽にお問い合わせください! Tel:027-266-4111 Mail: info@green-in.co.jp 受付時間:9:00~18:00(定休日:水曜)
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