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  • 2025.12.26

    有効活用していますか?物置整理の基本ルール

    こんにちは。

    群馬県高崎市、前橋市を中心に外構工事・エクステリアを手掛ける【株式会社グリーン産業】です。

    家の中で置き場所に困るアイテムを収納するのに便利な屋外物置ですが、ただ入れておくだけでは有効活用できずにデッドスペースが発生しがちです。

    本日は、屋外物置を有効活用するための整理の基本ルールを解説していきます。

     


    物置に収納してOKな物・NGな物は?


    物置は屋外に設置しているため、収納した物が温度や湿度の影響を受けやすくなります。

    そのため、収納してOKな物・NGな物を知っておくことが大切です。

    【収納してOKな物】

    ・屋外で使用するアイテム(例:バーベキュー用品、キャンプ用品、折り畳みチェアなど)

    ・園芸用品(例:スコップ、ホース、植木鉢、ハサミ、肥料など)

    ・季節用品(例:ストーブ、雪かきグッツなど)

    ・車用品(例:タイヤ、洗車グッツなど)

    ・自転車

    ・趣味用品(例:釣り道具、スキー板など)

    ・防災用品

    収納してOKな物は、屋外での使用が可能で多少の汚れや温度変化に強い物です。

    【収納してNGな物】

    ・食料品→劣化、害虫、害獣のリスクあり

    ・衣類・寝具など→湿気によるカビ、虫食い、におい付着のリスクあり

    ・紙類(本・写真・絵画など)→湿気によるカビ、インクの劣化リスクあり

    ・精密機器(パソコンなどのデジタル機器)→温度、湿気による不具合のリスクあり

    ・危険物(ガソリン・ガスボンベなど)→温度上昇による火災、爆発のリスクあり

    収納してNGな物は、温度や湿度の影響を受けやすく劣化や損傷のリスクが高い物です。

    また、貴重品は盗難リスクもあるため収納しないようにしましょう。


    物置整理の基本ルールとは?

    【物の定位置を決める】

    物の定位置を決めることで、使用頻度が高い物は出し入れが楽になり、頻度が低い物は動線を邪魔することなく収納できるため整頓された物置になります。

    【軽い荷物は上・重い荷物は下に置く】

    物置内での安全な動線確保やケガ防止のためにも軽い荷物は上・重い荷物は下に収納するようにしましょう。

    軽くて使用頻度が高い物は、腰より上あたりに収納すると出し入れが楽になります。

     


    【大人1人分の通路を確保する】


    大人1人分の通路を確保すると、物置内を見渡しやすくなるため荷物の出し入れがスムーズになります。

    日常的に出し入れの頻度が少ないという理由で物置に荷物を詰め込み過ぎる傾向があります。

    荷物を置く場所と通路スペースを分けることで荷物を入れ過ぎない余白が生まれます。

    【季節ごとに荷物チェックをする】

    物置は基本的に日常の使用頻度が少ない物を収納することが多いです。

    そのため、整理のタイミングを見逃しがちになるため季節ごとに荷物チェックをすることがおすすめです。

    「何年も使用していない」、「古くなって使用できない」などの場合もあるためチェックのタイミングは大切です。

    また、カビやサビなどの発生や害虫の被害がないかのチェックをするタイミングにもなります。

    季節ごとのチェックポイントは、

    ◎春(3月~5月)

    ・しっかり乾燥をさせてから冬物の収納・整理

    ・換気をして空気をしっかり入れ替える

    ・害虫対策として防虫剤や侵入経路の確認

    ◎夏(6月~8月)

    ・湿気対策として除湿剤の数量や交換頻度をまめにする

    ・通気性の確保のために扉の風通しの頻度をあげる

    ・直射日光の当たる場所は日除けなどの遮熱対策をする

    ◎秋(9月~11月)

    ・しっかり乾燥させてから夏物の収納・整理

    ・ストーブや除雪用品などの冬物の準備

    ・隙間風や断熱の対策

    ◎冬(12月~2月)

    ・水分を含む物の凍結チェック

    ・結露対策のために断熱材や吸湿材の設置

    ・積雪があった場合は屋根のチェックと除雪

    まとめ

    物置は、空間の整理の仕方や収納ルールを決めれば限られたスペースを効率的に活用できます。

    季節の変わり目には物置チェックをしてみてください。