コラム Column

  • 2024.08.31

    【天然芝と人工芝】

    こんにちは!

    群馬県前橋市・高崎市エリアを中心とした外構・エクステリア工事を

    手掛けている【株式会社グリーン産業】です。

    本日は「天然芝と人工芝」について解説いたします。

     

    お庭に芝生を敷きたいと言うお客様から、『手間のかからない人工芝にしてみたいけれど、人工芝ってどうなの?』と言う質問が多く寄せられます。

    まず、芝生には天然芝と人工芝があります。

    今回は『天然芝と人工芝』について解説させて頂きます。

     

     

    天然芝の特徴

     

     

    個人宅のお庭やゴルフ場・公園など身近な場所で良く見かける天然芝。

    綺麗な芝生のグリーンが広がる景観は、自然が感じられ目に鮮やかな緑が爽快で素敵ですね。

     

    ●天然芝の種類

    天然芝は日本芝と西洋芝に分類されます。

    日本芝は夏の高温多湿・乾燥に強く、冬には葉が枯れて茶色になります。

    西洋芝は涼しい環境を好み、冬場でも芝生の葉はグリーンを保ちますが夏場の暑さ・蒸れに弱く病気になったり枯れてしまう事もあります。

    夏場高温になり四季がある日本では、日本芝を植える場合が多いです。

    涼しい地域では西洋芝が敷かれる場合があります。

     

    ●日本芝・西洋芝の品種と特性

    A.日本芝

    ≪特性≫

    春から秋の芝生の色はグリーン・冬は枯れる 病害虫に強い

    高温多湿乾燥に強い 比較的価格は安い 耐踏圧性は強い

    生育地域は①は東北より南・②から④は関東より南

    ①野芝

    ②高麗芝

    ③姫高麗芝

    ④TM9

    B.日本芝と西洋芝の中間的品種

    ≪特性≫

    高温多湿に強い・耐寒性がある 成長スピードが速い 耐踏圧性強い 

    生育地域は関東より南

    ①バミューダグラス類

    C.西洋芝

    ≪特性≫

    芝生の色は1年中緑・病害虫に弱い・高温多湿乾燥に弱い・比較的価格は高い

    半日陰でも育つ 耐踏圧性は弱い 生育地域は北海道・東北

    ①ペントグラス類

    ②ブルーグラス類

    ③フェスク類

    ※西洋芝はそれぞれの種類から、更にそれぞれの品種に分かれます。

    上記の芝生の中で最も人気のある芝生は『高麗芝』です。

    日本の風土に合っている為、一般家庭やゴルフ場などで良く使われています。

    株式会社グリーン産業では高麗芝の他にお勧めしている天然芝があります。

    天然芝の『TM9』です。

    高麗芝よりも価格が高めですが、高麗芝よりも芝生の伸びが遅く芝刈りのメンテナンスが簡単になります。

     

    天然芝の寿命

    きちんと管理することにより、何十年も芝生を楽しむことが出来ます。

    芝刈り・除草・肥料を与えたりと蒸れてダメになった芝生の部分を植えなおしたりと、メンテナンスは必要不可欠です。

    メンテナンス次第でゴルフ場の様な綺麗なお庭が実現できます。

     

    表面温度の上昇

    天然芝は植物なので葉の中の水分が温度の上昇を防ぎ、人工芝に比べ表面の温度が上がりにくいと言う特徴があります。

    太陽の光を浴びても熱を持ちにくく、照り返しが少なく涼しく過ごせます。

     

    コスト

    人工芝に比べ、施工時の初期費用は安くなります。

    綺麗な状態を保つには芝刈り・除草・肥料などの管理・維持などメンテナンスと維持費が必要です。

     

    ●メンテナンス

    天然芝はメンテナンスが必要です。

    冬場は必要ないですが、夏場は毎日水やりが必要です。

    芝生の中に雑草が生えてきたら、除草も必要です。

    雑草を放置すると芝生の中に根を張り、除草する時に芝生を傷めてしまう場合があります。

    天然芝は5月から10月位までは1ヵ月に2回~3回の芝刈りが必要です。

    芝刈りを自分でする場合は、芝刈り機が必要になる為購入費用や保管場所が必要になります。

    芝刈りを業者にお願いすることも可能ですが、費用がかかります。

     

    人工芝の特徴

     

    ひと昔前までは安っぽさやビニールぽっさがあり、今ひとつ物足りなさがありました。

    近年、人工芝は改良されて品質が向上し、より本物に近い物が販売されています。

     

    人工芝の素材

    素材はナイロンやポリエチレン・ポリプロピレンなどの合成樹脂で作られたフェイクの芝生です。

    屋外用の人工芝は屋内用の人工芝に比べ水に強く、熱や紫外線による劣化がしにくい素材が使われています。

    デメリットとしてはバーベキューなど火を使うイベントでは、素材が合成樹脂なので注意が必要です。

     

    設置場所の条件

    天然芝と違い日光を必要としません。

    日当たりが悪い場所でも、設置OKです。

    また根を張る事も無い為、ベランダやコンクリートの上などに設置出来ます。

     

    年間を通して緑色

    合成樹脂の為、冬でも芝生が枯れることなく1年中綺麗な緑が保てます。

     

    人工芝の種類

    用途に応じてパイルの長さや固さが選べます。

    例えば、葉の長さが5~10mmのショートパイルはパターゴルフに向いており、葉の長さが40mmのロングパイルはリラックスして寝転んだりするのに向いています。

    パイルが硬めの人工芝は観賞用に向いています。

    パイルが柔らかめの人工芝は子供やペットを遊ばせたい場合にお勧めです。

     

    人工芝の寿命

    経年劣化により、約5年から10年で人工芝の張替えが必要になります。

     

    コスト

    人工芝は施工時の初期費用が、天然芝に比べて高くなります。

    種類によって安価な物から高価な物まで価格帯が広い為、予算や仕上がりのご希望に応じて選択する事が大切です。

    人工芝は経年劣化する為、張替えが必要になります。

    その為、張替えの費用がかかります。

    初期費用は高いですがメンテナンスが不要な為、維持費がかかりません。

     

    ●メンテナンス

    人工芝は基本的には、維持費がかからずメンテナスほとんど不要です。

    汚れが気になる場合は掃除機でゴミを吸い取ったり、雑巾で汚れを拭き取りをすることでほぼ綺麗になります。

    ※枯葉などのゴミはパイルに入り込み、取りづらいと言ったデメリットがあります。

     

    天然芝と人工芝について詳しく説明してきましたが、メリット・デメリット・ご予算などを考慮して理想的な素敵なお庭を実現できるお手伝いが出来たらと思います。

    グリーン産業では、天然芝・人工芝のお取り扱いをしています。

    お見積もりは無料です。お気軽にご連絡ください。

     

     

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