コラム Column

  • 2025.12.12

    ご存じですか?カーポート屋根の結露問題

    こんにちは。

    群馬県高崎市、前橋市を中心に外構工事・エクステリアを手掛ける【株式会社グリーン産業】です。

    本日は、あまり知られていないカーポート屋根の結露問題を解説していきます。

     


    結露とは?


    暖かく湿った空気が冷たい物に触れると急激に温度が下がります。すると、空気中の水蒸気が水滴に変わります。

    この現象が《結露》です。

    カーポート屋根の結露は外気温と屋根下の空気の温度差と湿度の影響で発生すると言われています。

    カーポート屋根の結露が発生しやすい条件は?

    【金属製のカーポートを設置している】

    スチール製折半カーポート屋根やアルミ製フラットカーポート屋根など金属製の屋根材は熱伝導率が高いため外気の影響を受けて結露が発生しやすい傾向があります。

    【風通しが悪い・湿気の多い場所に設置している】

    注意が必要な場所とは、

    ・住宅の壁や周囲を高い建物に囲まれている場所

    ・旗竿地などのくぼ地にある場所

    ・植栽が多い場所

    ・側溝など水回りの近い場所

    上記のような場所は《空気の流れが悪く、湿気がたまりやすい》環境なため結露の発生リスクが高まります。

    【夜間と早朝の温度差が大きい場所に設置している】

    夜間から早朝にかけての気温の低下が大きい地域、特に全国的に冬季はカーポート屋根が放射冷却により表面温度が急激に下がるため冷えて結露が発生しやすくなります。

    カーポート屋根の結露対策は?

    【風通し・日当たりの良い場所に設置をする】

    完全に結露を防ぐことは難しいですが、設置する段階でカーポート周辺の環境を考慮しましょう。

    風通しが良く、日当たりの良い場所なら換気の確保と湿気の軽減が見込めます。


    【結露の影響が少ない屋根材を選ぶ】

    ①ポリカーボネート製タイプ

    金属製に比べて熱伝導率が低く、断熱性が高いため結露しにくい素材です。

    しかし、高温に弱い特性があります。熱による膨張で歪みが発生して結露が発生する原因になる場合もあります。

    ②折半スチール製/結露防止シート(ペフ)付タイプ

    折半スチール製は金属のため熱伝導率が高く結露が発生しやすい特性がありますが、雪の重みや強風に強いため人気が高いタイプでもあります。

    結露防止シート(ペフ)付タイプは、屋根の裏側に断熱材(ペフ)を貼り付けたものです。

    工場で加工されるため、現場で貼り付けることは出来ません。

    屋根とカーポート下の温度差が小さくなるため結露を軽減出来ます。

    しかし、折半スチール製屋根本体の寿命が30年近くあるのに対してペフ自体の寿命は5~10年と短いと言われています。


    【結露防止塗料を使用する】


    屋根の裏側に結露防止塗料を使用するとペフ同様に結露を軽減出来ます。

    すでに、設置している折半スチール製屋根のリフォームに向いています。

    しかし、工場加工のペフ付と違い現場での作業になるため高度な塗装技術が求められます。

    施工不良があるとペフ付よりも寿命が短い場合もあり、価格面でも高価になります。

     

    まとめ

    結露が発生しやすい環境要因はカーポートの設置場所を検討する際に見落としがちです。

    設置してからの対処方は限られています。デザインやサイズだけではなく、設置する場所の環境も一緒にご検討ください。